ゴースト・イン・ザ・シェル 感想

ハリウッドの実写版「ゴースト・イン・ザ・シェル」を見たので、感想を書きたいと思います。

 

だいたいここで取り上げてる映画は気に入ったものしかないので、温かい目で眺めてやってください笑。批評とかのつもりはありません。感想です。
特に誰かから何を言われたわけでもないのに防衛線を引く自分……笑。まぁあまり批評家と呼ばれるような仕事が好きじゃないので。

 

では本題。「ゴースト・イン・ザ・シェル」感想
ネタバレの無いようにこれから見ようと思っている人に向けて、枠だけ説明します。
原作のアニメーションのストーリーとは少し異なり、また扱うテーマも違うので、同じ内容の実写化を期待している人は、違うと思ってしまうかもしれません。ただ、メイキングも観たのですが異なる内容をやることには原作の押井守さんも認めているようで、むしろオリジナリティを加えて新しいものにして構わないと言っていました。
そんなところでしょうか。短いですかね笑。

 

ということで!!ネタバレありの感想を書いていきます(←早い)。
以下ネタバレ注意です。

 

 

 

 

 

内容的には前述したように原作とは異なるのですが、僕は結構好きです。字幕と吹き替え両方で見てしまいました。すごい好きじゃないと、あまりこういうことはしないです。吹き替えではどうやらアニメ版と同じキャストのようでした。こういう配慮はすごく嬉しいですよねぇ。ただ英語だと登場人物たちが割と若者な印象を受けるのですが、吹き替えだとベテラン感が漂いますね。ただ英語版だとビートたけしだけ、日本語でしゃべってるんですよね……、監督がどうしても起用したかったけれども日本語しかしゃべらないと決めていたようで……これは正直違和感ありましたね。ただ監督の好きっていう気持ちを強く感じれるので、個人的には魅力ではあるんですが、変ではあります笑。

あと少佐役の田中敦子さんの声セクシーすぎる…。あれはやばいっすわ笑。アニメも見よ。
打って変わってもともとのスカーレット・ヨハンソンは少しあどけなさが残る感じでしたね。もともと少女だったからわざとそう言う演技だったのかなと思いますが。メイクも眉毛とか濃くしていてんですが、あれは日本人を意識してああなったんですかね。
にしてもスカヨハきれいだったなぁ。それでいてかっこよかった。彼女の役の中で一番好きかもしれない。

なんていうか原作の映画版のアニメ見た時は、面白いと思いつつも向き合わなければいけないテーマの重さに気味の悪さを感じた部分が正直あります。でも今回の映画では、テレビシリーズの方も踏襲していることもあってか、少佐が9課で活躍し続ける形で終わり、明るくもないかもしれないけどある程度未来を感じられる形で終わっているのが好きです。やっぱハッピーエンドで終わってほしいです…。

ハリウッドが実写化ということで、色眼鏡で見ているのではないかと言われてしまうかもしれませんが、超伝説的アニメ映画(シリーズ版も有り)の実写化という形としてはかなりまとまっていてかつ(メイキングでも言っていましたが)過去作への敬意も忘れないという点でとても好きな映画です。例えば、あらすじは違うのですが名シーンが再現されていたりとか。制作側の攻殻機動隊が好きだという気持ちを強く感じられて、その愛を感じられるのでとてもすてきだと思います。

 

原作を見た時も面白いと感じましたが。これを機に攻殻機動隊にはまりそうです。ネットフリックスもHuluも契約したので早速見てみようかと思います。