シン・ゴジラ 感想

昨日話題のシン・ゴジラを見てきました。

作品の話に入る前に……
アニメ畑で活躍していた方が実写映画の世界でも賞賛されているのはアニメ好きとしてはなんとなく嬉しいですよね。

で作品の話なんですが

 

まぁ一晩考えてあんまりいろいろいうのは無粋な気もしたんですけど

昨日書き留めておいたこともいくつかあるのでちょっと載せてみたいと思います。



以下ネタバレを含みます。ご注意ください。

 

 







何から言えばいいのか……
見終わったときの感想としては
「今までに見たことのないタイプの映画だ」
と思いました。何がそう思わせたのかと言われると説明しづらいのですが、思うに、一つには視点の話かなと。例えば最近のハリウッド版ゴジラでも基本的にはゴジラを中心としてそれを取り巻く人々が描かれており、物理的な意味でもゴジラに近い人々が強く描かれていたように思います。しかし、今回のシン・ゴジラでは「ゴジラ(の近辺)」と「政府(の会議室等)」の2視点、と言うかこの2つが舞台になっていたと思います。それが新鮮に感じました。

あとは最初に触れるべきだったのかもしれませんが核のことです。日本人として考えさせられる内容(核、自然災害)が多く含まれており、日本人なら誰が見ても考える部分があるのでは、と言う内容でした。

「核が東京に落とされる」といった下りでは、まるで実際にそれが行われてしまうかのようなリアリティで心を打つものがありました。ゴジラという現実離れした怪獣を出しながらも、核に対する人々の姿勢が現実的で…  僕もなんかよくわからないけど悲しくて泣いてしまいました。

戦争映画でもないフィクションでここまで核を如実に描くとは、と感じました。

 

シン・ゴジラゴジラを通して日本を描いた作品なのだと思います。(決め顔)

 

他にも純粋な感想として「最近のハリウッド版ゴジラもあれはあれで良かったな」と感じました。ハリウッド版ゴジラはどちらかといえばモンスター映画なのではないでしょうか。シン・ゴジラを見た後ではそれをより一層強く感じます。そのモンスター映画という意味ではハリウッド版ゴジラはとても面白かったと思います。というか個人的に怪獣が戦っているなんてワクワクせずにはいられないし、その点においては僕は正直シン・ゴジラよりもハリウッド版ゴジラの方が好きです。気軽に何度も見返せるというか。まぁハリウッド版ゴジラが良かったという点においてあまり周囲の賛同は得られないのですが…(正直ハリウッド版は違うとか言う人たちが初代ゴジラも見ていてシン・ゴジラの根源まで理解しているとは思えないのですが…(愚痴ですごめんなさい))

 

 

 

後はシン・ゴジラの破壊光線 (?) (←名前あってましたっけ) がハリウッド版ゴジラのそれよりもエグい強い気がしました(笑) 

出た時のあの キーーーンッ!!!   って音!!!

あれはこわすぎですよね……実際に見たら悪夢ですよ

 

光線吐くときゴジラの口が裂けたり、今までのゴジラよりも得体のしれない異形なもの感みたいなのを強く感じました。なんかエヴァの使徒っぽかった部分もありましたね、まぁそういう部分も含めて楽しめたので良かったのですが。

 

 

ちょっと批評めいてしまったのですが、とりあえずはこんな感じでしょうか。

何かまた思い浮かんだら追記します。読んでくださりありがとうございました。

ではまた。